2023年4月20日、晴れ。
櫻井翔さんの「未来への言葉展」へ行ってきました。
わたくしは嵐ファンで、推しは櫻井翔さんです。
推しのコンテンツしかない空間ではどんな気持ちになるんだろう~なんて思いながら当日を迎えました。
思いがけず再確認することになりました。
わたしは嵐ファンなんだなぁと。
以下、いち嵐ファン、櫻井ファンの感想文です。
甘ったるいことは書けないので、感じたことをそのまま書いています。
オトノハがめっちゃあるとこ
知ることはきっかけになる。
知ることは抑止力になる。
知ることは背中を押してくれる。
知ることは勇気を与えてくれる。
オトノハがめっちゃあるとこの櫻井翔
「知ること」の重要性を知っている人の言葉。
「知ること」の重要性を知らない人の心を動かす言葉だなと思った。
わたしの心は動いた感じがする。
……うん。
全部を「知る」には人生は短すぎるけど、
せめて自分の手を伸ばせる範囲のものを「知る」努力は必要だなと思った。
続いて、
過去と今を知ることでしか、未来への種は蒔けない
オトノハがめっちゃあることの櫻井翔(意訳)
大野さんの言葉、
「目の前の仕事も頑張れない人間に、なにが頑張れるっていうんだ」
みたいな言葉だなぁと思った。
過去と今を知って、
分析して、修正していかなければ、
今よりも明るい未来へは行けないの意味を受け取りました。
これが正しいのかは人それぞれ違うんだろう。
パソコンとかリリックノートとかが展示されてるとこ
パソコンとかケータイとか見るとテンション上がるのかな?と思いきや、
思ったほどではなかった。
なんでだろう?翔さんが悪いわけではないよ。
「これを持ち歩いていたのね」以上の感情にならなかったんだよな。
「そうかー」みたいな。「受け止めましたよー」みたいな感情でした。
あと、オリンピックのIDパスが展示されているとこで、
東京2020のIDパスの顔写真がアー写なことに、コロナ禍を感じていた。
ちょっとした懐かしさだったね。
そして、
ここでテンション上がったことがひとつ。
ピカダブ様のラップ詞が書かれたノートです。
それはもうめちゃめちゃテンション上がったよ。
「ここから始まったんだ!!!」が止まらなかったね。
世界で一番、等身大で、よわいラップ詞。
ナイフを磨くことをやめるラップ詞。
ピカダブ様のラップ詞が「ノートに書いた手書き文字生まれ」っていうのがめちゃめちゃよい。
翔さんのラップ詞はみんなそうなのかもだけどね。
ファンの子がたくさん集まってたから長くは見なかったけど、二人の記念日ちゃんもいたよね。
翔さんが、そのページを開いて展示しようとしてくれたことが嬉しかった。
戦争のとこ
翔さんは、我々に「知る」きっかけづくりをしているんだと思った。
戦争を知ろうとするだけで「ありがとう」と言ってくださる方がいる。
戦時中の展示を見ているお客さんのなかに、「あれがおばあちゃんの弟だよ」とおっしゃっている方がいる。
全部は覚えられなくても、この2つのエピソードは印象に残った。
そして、赤文字ハンコの「戦死」。
血縁でもなんでもなくても、実際に文書を目にするのは衝撃的だった。
生まれた時代がその時代ってだけで、
自分の力じゃどうしようもない大きなうねりに巻き込まれなきゃいけないって、やだな。
この「やだな」という感情を大切にしようと思った。
サクラップサウナ
大体のファンの子たちが、目を閉じて、うつむいて聴いていらっしゃったので、
わたくしは、上に吊り下がっているものを眺めながら、ぼんやり前を向いて聴いてみました。
全編翔さんのデモ音源。
言葉を浴びるように聴けるらしく。
テンション上がるのかな!?とワクワクしながら。
結論、言葉は浴びられたけど、おもしろくはなかったな。(わたしはね)
なぜなら、
聴こえてくる声がすべて翔さんだったから。(当たり前なのだ)
無意識に、ここのパートでは大野さんの声が聴きたいのよ、
ニノちゃんが聴きたいのよ、
相葉さんが聴きたいのよ、
潤くんが聴きたいのよと思っている自分がいるなと気付いた。
これは、楽曲のおもしろさをどこに置いて聴いたのかの違いだと思う。
「COOL&SOUL」「Re(mark)able」「Attack it!」を翔さんが全編歌うこと。
その新鮮さを楽しもうと思って聴くのがめちゃめちゃおすすめです。
あと、ヘッドフォンの最新技術を、推しの声で体験しようと思って聴くのもおすすめです。
逆に、5人が入れ替わり隙なく歌ってくる、あのハイパー超かっけー原曲を求めて聴いてしまうと、少し物足りなく感じるかも。
……。
いや~でもこれは全編翔さんの新鮮さを楽しむものだったな~。
ちょっと悔しい。
何も考えずに聴いてしまった。
震災のとこ
復興して変わったことを伝えるばかりでなく、変わっていないことを伝えるのにも意味がある。
みたいなことが書かれていた気がする。
被災を経験していない人が、被災を経験した人からお話を聞く。
翔さんがその橋渡しの役目を担当することで、救われた方がいらっしゃっただろうし、
これからも、救われる人がいらっしゃるといいなぁと思った。
絵本のとこ
うるうるしてしまった。
優しさには、
- 言う優しさ
- 言わない優しさ
- 言う言わないを使い分けられる優しさ
の3つがあって、
「言わない優しさ」
「言う優しさ」
「言う言わないを使い分けられる優しさ」
の順番で難易度が上がると思っているんだけど。
大野さんの行動によって、
嵐が、一番難易度の高い「言う言わないを使い分けられる優しさ」を持っていることが証明されたなぁと思った。
翔さんの中で、
丁寧に、大切に、引き出しにしまっておこうと思える経験だったんだろう。
嵐ってサイコーじゃんーーーーーのうるうるが止まらない時間であった。
香水
銀座の中央通りの香りがしたなぁと思った。
特にテンション上がりはしなかったな。
わたし自身があまり香水に魅力を感じていないからかもしれない。
でも「そうかー!」と思える体験ができることが大事なんだろうな。ありがたい。
オトノハみくじ~フォトスポット
オトノハの、誰の校正もなされていないそのままの翔さんの文章が持ち帰れるの、よきだね。
フォトスポットでの翔さんの登場の仕方は、2次元だった。
(モニターから登場するからそれはそうなんだけど)
未来に手紙を出すとこ
ちょっと急いでいたこともあって、全然おもしろいこと書けなかったなーーー!
書くこと考えてくればよかったと思った。
ただ、未来の自分に思いを馳せて言葉を選びだす、あの時間は結構いいなと思った。
未来へボールを投げておく、という作業も案外悪くない。
まとめ、再確認したこと
「未来への言葉展」を、所要時間2時間ちょっとで回ってきました。
全部回ってみて、
自分は櫻井翔さんファンである前に、嵐ファンであることを再確認させられました。
ジャニーズタレントである櫻井翔さんよりも、
「嵐」の構成員の1人である櫻井翔さんに魅力を感じているのだなと。
言ってしまえば、
「嵐」でない櫻井翔さんには興味がないのかもしれない。
「嵐」である櫻井翔さんが、戦争のこと、震災のことを伝えるからこそ、届く人がいる。
その「届く人」というのが、わたしみたいなニンゲンなんだと思った。
おわりに
櫻井翔さん自身が大好きな人には「未来への言葉展」は幸せな空間だと思う。
翔さんの使っていたものを見れて、翔さんの声に包まれて、翔さんの香りを知ることができるから。
そして、わたしみたいなのでも、
翔さんが「嵐」である限り、ゆるくても追い続けたいなと決意を新たにできた。
どんな人にでも、受け取るものがある。
櫻井翔さんの思いが“伝わる”言葉展でした。楽しかった。